【手賀珍】

2002年5月3日、身近な自然を求めて私達は、日本一汚い!沼で有名な手賀沼へと自転車を走ら
せて行きました。実際に計った訳ではないけれど、40分位走ったでしょうか?手賀沼のほとりの蓮の群生地に
たどり着き ました。時期的に早い事は承知 していましたが、今年の春先の暖かい陽気でもしかしたら、花が咲い
ているのかも???などと言う淡い期待を胸に蓮の群生地が一面見渡せる土手の上まで駈け登ってみると・・・



季節によっては、こんなに蓮が沼一面
埋め尽くすのです。 画面をポイントして
下さい。
そして蓮の花の咲く時期はこんな花が
咲きます。でも今回つぼみですが^^;
ここをクリックしてください。

左: やはり、蓮の花はないのでした。
そもそも蓮がない!
この写真で確認
できるかどうか、分りませんが、去年の花の終わった後に
つく「ハチス」と呼ばれる 実の部分や枯れた葉っぱなどの
残骸が水面に沢山浮かんでいるだけでした。
実は以前も自転車でこの場所に来た事がありました。
その時は、秋で青い葉っぱはあったようですが、既に蓮の
花はありませんでした。私達が来る時はいつも
SEASON OFF!

今年の夏に今度は綺麗な蓮の花の咲いている時にまた、
自転車を走らせてここまで来たいと思っています。

右: その後私達は、手賀大橋を渡りました。横に長細い
手賀沼を二つに分断するように走るその橋は出来て間も
無く、私達もその橋を渡るのは初めての経験でした。
歩道も十分とってあって、快適に走る事が出来ました。  













 

その後、私達が目指していた所は「鳥の博物館」で
した。
左: その途中、一面ピンク色の一際目を引く綺麗な
花畑がありまし た。そこは蓮華草の群生地らしく、人
が集まって来ていまし た。
やっとたどり着いて、中に入ってみると閉館まで残り
20分程・・・ 十分見る事が出来ないと判断し、次回
に見送る事にしました。あとは、行く所が見当たらなか
ったので取り敢えず、 帰る事に・・・
右: 手賀沼のほとりには、綺麗に整備された幾つかの
公園やサイクリングロードがあります。その中の一つ
手賀沼親水広場に通りかかると、夫婦でしょうか?マ
ガモがのんびりと 2匹で仲良く佇んでいる微笑ましい
光景を目にしました。




 


中学生の悪がきではありません

マガモを眺めるのもそこそこに私達は、行きに来た道
の3倍はかかるだろう別の道を使って帰る事にしました。
2人の疲れは限界に・・・
左に手賀沼を見ながら、延々と続く道に自転車を
走らせている所です。左の写真がユーマで右が私・・・。
私は分り難いかもしれませんが、ユーマのかったる
そうな様子が分るでしょうか?






手賀沼が見えなくなり、周りが田んぼ
の道を走っている時、何気なしに田ん
ぼに目をやると一匹の
小雀が田ん
ぼに 落ちているではありませ

んか!
その中 でじ〜として動かない
様子なので自転車を止めて、小雀を
田んぼから出して手にとって見てみると、
弱っているようでした。しかし、まだ生き
ているので そのまま放っておく事も出来
ず、取り敢えずハンカチに包んでバック
の中に入れ、家に持って帰る事にしま
した。 餌がなかったのでお店で餌を買
って帰りました。





家に着いて、取り敢えず箱の中に新聞紙
を敷いてちょっとした布と一緒に小雀
を入れておきました。お湯を沸かして
買ってきた餌をその中にしばらく浸け
てふやかしてからその餌を小雀の口元
に持って行きました。が、食べません・・・
次に水をあげてみると水はゴクゴクとよ
く飲んでいました。餌は幾らやっても
食べないので取り敢えず寝かせようと
箱に小雀を戻して餌も近くに置いて新
聞紙で蓋をしておきました。夜、時々
覗いてみると顔を体の方に入れて寝て
いるようだったのでこのまま元気にな
ればいいなぁ・・・と思っていました。
しかし、小雀は次の日の朝、冷たく固
くなっていました。折角、この世に生ま
れてきたのに命は本当にはかないもの
で・・・
 

                                                  ( とも wrote )

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