2005年11月12日

真昼の決闘(ハイヌーン)

高校時代、友人と西部劇(マカロニウェスタンも含まれるが・・・)は
何が面白い(良い)か、なんて話をしたことを思い出した。私は、「真昼の決闘」だと言った。
友人は、見ていなかったようでその後TVで見たのだろう。真昼の決闘は面白
くないと言った。夕陽のガンマンや荒野の用心棒、荒野の1ドル銀貨が良いという。
いわゆるマカロニウェスタンだ。
私もクリント・イースト・ウッドやフランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジャンマのマカロニ
ウェスタンが大好きだ。でも私の中ではカテゴリー分けがあってジャンルが違うもの
と位置づけているのだ。どちらも比較できず面白いのだが・・・。

真昼の決闘は、子供だった私にとって何の予備知識もなく心に感じる映画だった。
最近小泉首相がこの映画を好きだと言っていたが、さて、本当なのかな?
今の自分の心境をゲーリー・クーパーにダブらせているようだが、ゲーリー・クーパー
演じる保安官は誰も手助けしてくれなくとも一人悪漢たちと立ち向かった。
そして恨み言1つを言わずグレース・ケリー演じる妻と町を去って行く。

久しぶりのDVDが出ていたのでレンタルした。うろ覚えの記憶もはっきりした。

  
ゲーリー・クーパーとグレース・ケリー


町の人達は、悪漢に恐れをなして誰一人として協力しない。一人たたずむ保安官


こちらの↑の悪役を演じる俳優だが、この映画に出ていたのだ。私は改めて見て
気がついたが名前が出てこない。後にマカロニウェスタンにもよく登場する個性派俳優、
顔はよく知っている。
鷲っ鼻が特徴の存在感のある俳優だ。名前はリー・バン・クリーフ。主役を張る映画
もあったように思うが・・・。近況はどうなのかわからない。ご存命なのだろうか・・・?

 
人質にとられるが妻の機転で一瞬隙ができ、保安官の銃が火を噴く!

  
悪漢を倒した保安官の元へ町の人達が群がる。
保安官はそっとバッジを胸からはずし、地面に落とす。
何も語らず妻と町を出ていく・・・。END

Posted by c-bird at 2005年11月12日 19:45
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