2005年11月14日

どんぐりがつい拾いたくなる気持ち

最近の子供たち、大人もそうだが、自己中心的な人間が多くてやるせない。
優しい心、人への思いやり、自然への関心・・・。
損得勘定と無関心。人として何かが欠落しているのを感じざるを得ない。
「どんぐりが落ちているとつい拾いたくなりませんか」。それだけでその人の
心の優しさを感じる。それが優しさだと教えなければ出来ないマニュアル人間
ばかりでは世も末だ。どんぐりが落ちていると拾いたくなる事は特別なんて事の
ない日常生活からくる、ごくごく普通の感情なのだ。

「拾いなさい」でもなければ「拾わなければならない」でもない。
自然とそんな拾いたくなる気持ちになる事は誰からも教えられるものではない。
優しさ人への思いやりはごく自然ににじみ出るものだろう。

書物を読んで文字や言葉として上手く表現出来ず感動のあまり絶句
してしまう子供が頭の悪い子供となり、理路整然と感想文を書ける子供が
優秀とされ、それを判断する教育者が落ちているどんぐりに気付きもせず
踏み潰す人間だったら・・・。

昨今の殺伐とした事件をみると子供がいなくて良かったような気持ちになる・・・。

Posted by c-bird at 2005年11月14日 18:09
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