2007年12月05日

ローカルな公園にもコゲラが・・・


フィールドスコープ NikonED82+28XWDA
カメラ機種名 Canon IXY DIGITAL 1000
撮影モード マニュアル
マイカラーモード 切
Tv (シャッター速度) 1/5
Av (絞り数値) 2.8
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 -2/3
ISO感度 80
レンズ 7.7 - 23.1 mm
焦点距離 7.7 mm
合成焦点距離 約1110mm
画質 (圧縮率) スーパーファイン
ストロボ 非発光
ホワイトバランス オート
AFモード SINGLE AF

休日(日曜日)に野鳥探しに身近な公園にデジスコを担いで出掛けた。
どんな小鳥がいるのか観察するのが主な目的だ。
時々行く公園だが野鳥をじっくり観察する事はなかった。
暗い雑木林に私はたたずむ。アスレチックにあるような
木材で作った遊具に寄りかかり、しばし目を凝らし耳を澄まし
私は木々と同化したようにじっとしている。
何処からともなく小鳥が現れ枝から枝へ移動している。
わずかな陽射しに小鳥の姿が見えた。
「あっ!コゲラだ・・・」すばしっこいあの小さなキツツキだ。
コツコツと枝をつつく音がする。皮に潜む虫を探して食べているのだろう。

デジスコの照準をコゲラに合わせたが、かなりの露出不足だ。
シャッター速度は1/5秒しかない。取りあえずシャッターを切って
カメラに収めた。それがこの画像だ。数枚撮ったが予想通りの画像だ。
あえて「感度」は上げなかった。恐らくこの暗さではさほどシャッター速度を
稼ぐ事もないだろう。

だが、こんな身近な公園にもコゲラがいた事を確認できた。
じっくり観察すると色々違った野鳥も見られるだろう。
ウォーキングする人が撮影している私に声をかけてきた。珍しくはないのだが^^;
「何を撮っているのですか?」との問いに「コゲラという鳥ですよ、
日本で一番小さな啄木鳥です」と私は答えた。
当たり前かもしれないが、知らない人が殆どで「そんな小鳥がいるのですか」
とびっくりしたようだ。その人たちも周囲を見渡し、「あっ!あそこにいるわ」とつぶやく。
これからここを歩く時にはきっと、ちょっぴりだけ野鳥に気を留めることだろう。

私に邪魔にならないようにと、通る人が道を避けてくれる。
ここは自然を生かした公園で散歩やウォーキングをする人が訪れる。
時間が経つにつれて遊歩道を歩く人も多くなってきた。
私はこの林の遊歩道をひとり占めするつもりはないので
気にせずカメラの前を通り過ぎて下さいと言うのだが、そばを通る人
はそれでも迂回して行く。
私は人通りのない時間帯に少しだけこの場をお借りするつもりだ。
だが道行く人に気を使わせては逆に申し訳ない。
子供たちの遊具もそこにはある。
人通りが多くなり始めたので、私は早々に切り上げ公園をあとにした。

次回は陽が射し込む木々を選び十分露出を出せる場面で
撮影出来ればと思う。だがこちらの要望に答えてくれるかは
野鳥の気分次第だ。
近くに公園ではない雑木林が沢山あるのでその辺りも
観察したいと思う。

Posted by c-bird at 2007年12月05日 00:26
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