2006年02月10日

起動ディスク(FD)をブータブルCDにする

Windows98のPCってまだあるだろう。私も4台のうち2台が未だそれなのだ。
その中でも一番古いPCはFDの起動ディスクを使用してDOSからブートさせる。
つまり通常FDDが無いと再インストールが出来ないのだ。
何度かBlogでも記事にしてきたが、FDDの壊れたPCのOSの再セットアップが
出来ないか色々策を講じてきたが、やっとすっきり問題を解決することが出来た。

実は、パッケージ版のWindows98のブータブルCDの起動ディスクは、とあるところ
から手に入れ、一応はOSをインストールすることが出来た。だが、メーカー専用のリカバリー
CDから再セットアップは出来ない。
メーカーのデバイスに合うドラバが無いため少々不具合が生じるのだ。
それで、メーカーのリカバリーディスクを何とかインストールできないものか、
そのためにはそれ専用に付属している起動ディスクをブータブルCDに変換
する事が必要なのだ。
色々模索したが、このソフトを使うと、いとも簡単にそれが出来てしまうのだ。

私はこのNEROというソフトを使用した。「ブータブルCD」のメニューを選択し
後は指示に従っていくだけだ。但し、FDDを装備(外付けでも可能)しているPCが
必要な事とME以上のOSが必要だ。それとライティングできるCD-R/Wドライブや
DVD-R/Wドライブが備わっている事は当然必要だ。起動ディスクをFDDに挿入し
FD内のファイルをコピーしCD-R/W等のメディアに焼き付ける。そ
れで簡単にブータブルCDが完成する。

FDDを装備しているPCでは一番目にFDDが起動するように設定されているため
CDブートにするためにはBIOSの設定をCDドライブを最初に起動する
ように変更する必要がある。
※変更しなくともFDD→CDDと順番に起動すので必要ないかもしれないが・・・。

考えると変な話だがFDDが故障しているPCではそれを
作ることが出来ない。

早速出来上がったブータブルCDをCDドライブにセットしPCを再起動するとCDドライブが
動き出しあのDOS画面が現れた。どんどん読み込んでいく。
メーカーの起動ディスクは日本語で解説してあるのでフォーマットやパーティションの
分け方などもわかり易い。
そんな訳で私のPCは生まれたばかりのけがれのない姿と相成りました。

Posted by c-bird at 2006年02月10日 01:15
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