2006年03月30日
普通の女の子と一緒に歩いた。
歳を尋ねるとその女の子は小学5年生との事・・・。
先日、いつものように街外れのホームセンターに車を駐車して駅前に
相方と一緒に買い物に行く。
私達は、繁華街の有料駐車場に止める事は殆ど無い。特に今では全くない。
いつも少しはなれたホームセンターや大型スーパーの駐車場に止めて
そこから散歩がてら歩いて駅前の繁華街に買い物に行く。
街中を歩いていると前方より来たキックボードに乗った女の子に相方が声を
掛けられた。いかつい私ではなく一緒にいた優しい雰囲気の相方には声を
掛けやすかったのだろう。同然だろうな(笑)
でも相方はこの手の少女との会話は苦手。話はもっぱら私がする。
話を聞くとその女の子は駅前にあるデパートに行きたいとの事。
そうか、今は春休みなのだな・・・。
丁度通るので、私達は「一緒についておいで」と言った。その子は何の
疑いもなくついて来る。その時ちょっと私の頭によぎったのは、もし悪い大人に
言葉巧に親しげに誘われたらどうなるんだろう・・・。
現実そんな事件が多い嫌な世の中だ。本来ならこれが普通の女の子
なのだろう。でも「少し気を付けないとなぁ」。と心で思った。
その子と話しながら近道の裏道を行く。実は裏道を通る時も少し心配になる。
その子は何の疑いもなくついて来る。たわいもない話をしながら私達は
笑いながら歩く。相方よりその子は人見知りをしない。最近こちらに引越して
来た事、以前は何処に住んでいて今は何処何処の小学校にいる事、そんな
話をしながら私達は歩いた。
裏道を抜けて繁華街に入る。その子の目当てのデパートのシンボルマーク
が見える。「ほらあそこだよ」と私が言うと、その子もこの辺りに来ると分る
ようだ。通りを右に曲がりデパートの前に来た。そこでその子ともお別れだ。
その子はペコリと頭を下げてキックボードを蹴って通りを先に行く。
別れた後も「大丈夫かなぁ?」と少し心配になった。
でもしっかりした子だから大丈夫だろうな・・・。