2006年03月16日

死刑廃止論者、人権派

と言われる弁護士がいるが、なんだかなぁと思う。
私は死刑廃止論者ではないし死刑容認派でもない。だが死刑廃止まで
現状では考えられない。何故なら自分の身の上に「山口・母子殺人事件」
のような事件がふりかかった場合、怒りを抑えきれず相手を「ぶっ殺してやりたい」
と思うからだ。その気持ちがある限り死刑を廃止するなんて気持ちになるはずが
無いと思うからだ。
だが、「ぶっ殺してやりたい」と思いながらも終身刑があって、その人間が
少なくとも世の中に出てこないで一生「牢屋」で自由の無い生活をし罪の重さを
担っていくのなら死刑廃止も考えられないわけでもない。

現状加害者の人権が重んじられ亡くなった被害者やその家族の人権は
軽んじられているこの世の中は非常に奇異に思えてならない。
そんな環境で死刑だけ廃止なんて考えるのは私にはできない。
法律家が信念としてそれを思う事は自由だしその運動も自由だ。
だが、ただ司法のテクニックでもっていたずらに裁判を引き伸ばし遺族の
これまでの悲しみ、苦しみ、努力、を無にする人権派や死刑廃止論者は
似非だと思っている。もっと根本的な法の理念、平等を考えよ。と言いたい。

Posted by c-bird at 2006年03月16日 08:36
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