2006年09月21日

血液型性格診断は“ニセ科学”

20日の朝日新聞の夕刊「かがく批評室」の記事にニセ科学の代表的な
例として「血液型性格診断」を挙げていた。大阪大学教授の菊池誠という
先生の記事だ。
だがこれを科学と思っている人がはて?相当数いるのか?と言う疑問を私は持つ。
少なくとも私は先に書いたが、血液型性格診断はにわかに信じがたいという意見だ。
根拠はと言うと特にない(笑)
確かにニセ科学の類は世に蔓延っていると思う。他の例でもアルカリイオン水
なども挙げているが、実体のない物は怪しいと思ったほうがよさそうだ。
物事は科学的とひと括りにしてしまう事で解決できる物でもないと思うが
科学者と言う人たちは曖昧を良しとしない。○か×の答えを証明し求めるのが
科学者なのだろう。論理的な立証ができないものは非科学的なのだろう。
だが科学者が立証できない科学はどう解釈すればいいのだろう?
それもニセ科学なのか?世の中には科学ではまだ解明されない事が
沢山あるが、それについてはどう説明するのだろう。水について本当に科学的に
解明し尽くされているのだろうか?と知らない私は考えるのだ。
身近に科学の実感がない一庶民にとって、ニセ科学が何なのか判断ができない。
アルカリイオン水にしろ各メーカーで数多くその機械が売り出されている。
全く効果のな物であるなら科学者はそのメーカーを効果のない物を売る詐欺集団
として告発するくらいの事をしたらどうかと思う。
おそらく一般庶民もその事で科学とはなんだ?と少しは関心が向くだろう。

だが、科学者を気取る人間の中にもニセ科学者も居たりして、もっともらしく
科学を語るとこれまた一般庶民には分かりはしないかもしれない。
科学で証明できない事、誰かが書いた論文をあてに「科学」を論じている
科学者に科学の進歩もないと思うぞ。世の中不思議な事ばかりだ。
血液型性格診断を非科学的と言う科学者は人としてネタの面白さくだらなさを
知らない人間じゃないかなぁ。あんなものは1つのネタと思えばいいのでは
ないだろうか。

Posted by c-bird at 2006年09月21日 01:07
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