2006年06月04日

2年ぶりに男鹿川でフライフィッシング

6月4日(日曜日)、幼馴染の友人と栃木県の男鹿川(おじかがわ)へ
釣りに行く。お互い一緒に釣行するのは4年、5年ぶりだろうか・・・。
友人がルアー、私がフライで釣行だ。
男鹿川は定番の渓流ポイントだが横を通る事はあっても
実際釣りをしたのは過去1度(2年前)だけだった。いつも福島(伊南川(いながわ))
辺りまで足を伸ばしていた。

早朝一番に入ったポイントで友人がルアーで岩魚を立て続けに
2尾(約24.5cm、23cm)ヒット。
幸先の良いスタートだがフライには全く魚の反応はない。
大きな渕で尚且つうっそうとした木の枝が覆いかぶさるポイントで立ち
位置が限られバックが取れないとキャスティングが難しい。
それに歩いて沢を容易に移動できない場所では、あまりフライ向きではない。
確実にその場所で魚を獲れないと無駄足だ。それに実のところルアーで先行
されると場荒れし致命的。そんな訳で限られたポイントでは長居は禁物だ。
そもそもフライはジックリ腰を落ち着けて釣る釣りではなく攻めの釣りなのだ。

気持ちを切り替え移動したが、このあたりは初めての釣行なので土地勘もない。
良さそうなポイントには、既に先行者の車が止まっている。
私の好みは開けたフィールドで移動可能な場所だ。
良いポイントを探すには足しげく通うことが必要なのだが限られた時間と
経済的な理由から中々思いどおりに行かないのが現状だ。

 
 

今日もノーフィッシュに終わるのか?と少し嫌な予感が・・・。
その後、ポイントを川治温泉近くへ移す。このエリアは、キャッチアンド
リリースのエリアだ。つまり魚を持ち帰ってはいけない。
上から川を見ると魚が見える。これは少し期待がもてるが
2年前同じポイントでノーフィッシュに終わっている。
だが、とりあえず魚のいる大きな渕へ移動する。だが少し岩が切り立っていて
降りる場所を探しながらロッククライミング(少し大げさだが(笑))しながら
ゆっくり足場を探り降りて行く。友人は少し不安のようで違う場所から
下へ降りてきた。

一見魚がいそうな渕は釣り人が必ずど竿を出している。
だから見える魚はすれていて中々フライに反応しない。
2、3度フライを流したが案の定、反応がない。
私はすぐそこを移動し、初心に帰り小さなポイントもこまめに攻めることに
した。フライをポイントポイントで流しながら釣り上げって行く。
一つ上の流れでやっとの事でフライにフィッシュ!結構大きいテンションが
ロッドに伝わる魚は再三岩の陰へ逃げ込もうとするがロッドを上手く
たてそれをかわす。

その時点で岩魚か山女か分からなかった。引きから山女だろうか?
とてっきり思っていたが、なんとニジマス(27.5cm)だ。どうりで引きが強い。
そこそこ大物の山女と思っていたのにニジマスで少しがっくりだ。
だが、一尾をフライでかける事ができて久しぶりにその感触を味わった。

その後、釣り上がるがそこでは反応がなかった。
そこより少し上流の小さなポイントでまたヒットする。型は20cmちょっとだろう
小さな・・・これまたニジマス?がヒット。その流れにまだ魚がいるので
フライを付け替え改めて流れの筋フにライを流す。またヒット2匹目がヒットする。
今度は山女だろう。と思うとこれまたニジマス?この魚ニジマスのようで
山女の特徴も有している。薄くパーマークがあるのだ。


だが全体的な色はニジマスだ。顔つきはどちらかというと山女なのだ。
この流れで数匹の魚をゲットするものの綺麗なパーマークの山女には
出会うことができなかった。だが魚とのやり取りを楽しくできた事は
嬉しかった。ニジマス?であってもこれはこれで渓流のフライフィッシングの
醍醐味を味わった。なんだかんで10匹ほど魚をゲットする事ができた。

 

 


こんな感じの渓流の流れの中に魚はいた。

お昼近くで竿を収めることにした。
岩魚と山女に出会えなかった事は残念だ。6月中に改めて釣行する
つもりだ。今度はもう少し大物狙いで綺麗な山女をゲットしたいものだ。
#しかし、なんでニジマスばかりなんだろうなぁ・・・・改めてがっくりです。

こちらにこんな記事を見つけた。
山女の腹借りてニジマスを作る事に成功したとの事・・・・
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/08yoshizaki/index.html
こちらにある画像のニジマスと似ていてパーマークのあるニジマスなのだ。
私の釣った魚は、多分それと関係するのではないかと思う。

こちら、友人が釣った岩魚だが頂く事になった。
家に帰り早速ワタをとり、このとおり。捌くのは私の仕事だ。
多分塩焼きとなるだろう。そちらは相方にまかせて・・・・。
私の釣った魚は持ち帰りができないエリアの魚だったが個人的には
キャッチアンドリリースはどうかなぁと思うのだ。
何故なら現在の渓流では、天然物などほぼ存在しない。希少な天然魚
は存在しないと思っていいだろう。毎年放流される魚である。
いわば毎年生産されているようなものだ。

釣られた魚はそれなりにダメージがある。リリースを繰り返して果たして
魚は生き残れるのか私は疑問なのだ。それに釣った魚は食べる。
これが基本。キャッチアンドリリースは確かに大事な精神かもしれないが
日本の川でそれを実践するのは少し違うような気がしているのだ。
キャッチアンドリリースをする人、そうでない人それぞれ考え方が
あって良いと思っている。キャッチアンドリリースをあえて押し付けるような
事はおかしいと思うし、必要以上に釣れば良いと言う考えもおかしいと思う。
放流とはいえ自然へのバランスを考え、それぞれが欲張らない釣りをしたい
と思う。ဂ響

Posted by c-bird at 20:53

2006年05月22日

久しぶりにフライロッドを振ってみた

天気も良いので近くの川に散歩がてら鯉でも釣ろうかとフライロッドを
持って出かけた。その川には鯉が沢山いるが今日は殆ど餌を捕食
している様子はなかった。こんなときはフライに鯉はまず反応しない。
それより、フライロッドを振ることが昨今なかったので練習をする目的と
最近視力が落ちてきたのでフライが目視できるか試したかった。
さすがに老眼でめがねがないとフライとラインを結ぶ事が出来なかった。
考えてみれば数年前までは簡単にラインにフライを結ぶ事などなんでもなかった。
結び方がどうだったか頭で考えていたのだが実際結ぶと体が覚えていて
問題なく結べた。

早速ロッドを振ってみた。ラインは綺麗な弧を描き昔同様のイメージどうりに
キャストできる。これも体が自然と反応して昔と全く同じだった。
久しぶりにフライロッドを振ってみて、ますます釣りの「虫」が騒ぎ出した。

Posted by c-bird at 01:20

2006年01月05日

小さくとも山女の美しさに魅了された

写真を整理するたび・・・
釣りいきてぇ~と思う。

Posted by c-bird at 00:43

2006年01月01日

あけおめ!

今年は、良型の山女を釣りたいでっす!


Posted by c-bird at 00:19

2005年10月11日

敵も使いよう(フライフィッシャー)

少し釣りの話でも・・・・

アユというのは、石についているコケをはむ。つまりコケが餌なのだ。
しかし、アユの稚魚は、小さな水生昆虫などを捕食する。
それでアユの稚魚が放流された川には、数ヶ月毛ばり禁止となる。
つまり良い時期フライフィッシャーはその川から締め出しを食らうのだ。
実際毛ばりでアユの稚魚は釣れてしまう。私も試しに釣った事がある。
しかし、フライフィッシャーを締め出すほど稚魚には影響がないのだ。
それにも関わらず、ただ毛ばりは駄目だという説得力のない理屈だ。

ところがある時その川に大量に鵜が来るようになった。
鵜たちにとっては人の入らない川で餌となるアユの稚魚を食い放題で絶好の餌場なのだ。
少し前ニュースなどでも取り上げていた川にボラが大量発生した報道も記憶に新しい。
そのボラを狙って何処ともなく鵜が集まってボラを食いまくっていたのを覚えているだろう。
アユの稚魚を放流してフライフィッシャーを締め出した川もそれと同じ状況になった。

それで、漁協は考えたのだ・・・
このまま折角放流したアユを鵜に全部食い荒らされてしまう。大損害だ。
ならばと今までフライフィッシャーを締め出しにしていた禁漁区で毛ばりを使用する
事を許可したのだ。そのお陰で鵜は激減してアユの稚魚は食われずに済んだのだ。
つまり人が始終その川に出入りするので鵜は放縦に出来ないのだ。
確かに稚魚は毛ばりに掛かるがアユそのものを駆逐するほど釣れるものではない。
それにフライフィッシャーマンの狙いはアユではなくヤマメやイワナなのだ。
漁協は、そのお陰で鵜からアユを守ることが出来た。そして私達フライフィッシャーも
今まで釣ることの出来なかった禁漁区を開放してもらう事により心置きなくフライフィッシング
を楽しむ事が出来るようになった。
物事は何かの拍子にころっと変る事があるものだ。

Posted by c-bird at 21:15

2005年05月27日

北海道のイトウはデッカイドウ!

知人より送って来た北海道で釣ったイトウの最新画像です。
勿論フライで釣った魚です。
体長80cmの大物。見事です。北海道はでっかいどう!

Posted by c-bird at 00:02

2005年05月26日

フライ(擬餌)は鳥の羽は必需品

上の画像がコックハックルと言ってオス鳥の羽です。因みにメスの鳥はヘンハックルと言います。
この鳥はこのハックルのためだけに飼育されている鳥です。

一枚目の画像ですが鳥の頭は左になります。(頭は付いてませんよ)頭のちょっと下から首から
背中に掛けての部分です。
特にドライフライにはこのコックハックルはなくてはならないマテリアルです。
しかし良質のヘンハックルでもドライフライに使えます。むしろ柔らかくて良いと思います。
良質のハックルの条件としてファイバーの長さが揃っている事。

3枚目の画像ですが、実はあまり良くない部位の羽を抜いた1本です。と言っても先の揃っている
部分で十分ハックルとして利用できます。
本当は上から下まで髭のような羽の1本1本が同じ長さである事が良いハックルです。
4枚目の画像のようにフライをタイイング(巻く)ときにこのように円を描くように巻きます。
ですのでファイバーの長さが均一なハックルが必要になります。軽いフライの浮力にも重要です。
コックハックルはフライに欠かせない羽です。これがないとドライフライは殆ど巻けません。
フライを巻いてフライフィッシングへ行こう!

Posted by c-bird at 00:04
 1  |  2  |  3  |  4  | All pages

このサイトの著作権は、全て「Carefree Field」に帰属します。
Copyright ©2004- 「Carefree Field」. All Rights Reserved.